お米と水の関係
お米と水は密接に関わっています。
水のおいしい場所では、美味しいお米ができると言われているほど、農作物にとって水は重要です。
また、お米を炊く過程の中でも最初からずっと水が関係しています。
一説には、お米と同じ産地の水を使うと良いと言われています。
秋田県のお米を炊くときには、秋田県の水を使うといった具合に、同じ場所でできたものを組み合わせます。
お米の炊き方や水加減など細かくこだわりたいという人には、お勧めの方法です。
水にこだわるといっても、水道水に浄水器をかけるだけでも何もしないよりは美味しいお米が炊けます。
浄水器が最初からついている分譲マンションなども最近は多いですが、そうではない家もまだまだたくさんあります。
ポットタイプの浄水器でも十分なので、お米を洗う際などに使う水を少し変えてみると炊き上がりに変化があるかと思います。
お米を炊くときに不向きなのは、外国産の水です。
特に硬水はお米との相性が良くないため、美味しく仕上がりません。
海外で日本のお米を炊いても、日本で食べるのと同じようには出来上がらないという理由は、こういったことも関係があると思われます。
お米には、軟水が良いです。
弱アルカリ性の水なども良いでしょう。
しかし、お米を炊くために毎回このような水をペットボトルから出して使うのはコストがかかります。
遠方から発注するとなると送料もかかりますし、毎日のこととなると非常に大きな出費です。
経済的なことを考えると、浄水器をつけるとかポットタイプの浄水器を使うほうが安心ですね。
水道水をそのまま使うと何か問題があるのかというと、そうではありません。
ただ、塩素などの不純物がお米に良い影響を与えないので、味が気になるようなら水道水をそのまま使うのはやめたほうが良いかと思われます。
旅行で、水もお米も美味しい場所へ行った際にはいつも以上にお米をぜひ味わってみてください。
そこでしか食べられない、水とお米のコラボは貴重ですよ。