炊飯器と土鍋の違い
家庭でお米を炊くとなると、
専ら炊飯器というお家が多いと思います。
炊飯器は、水加減や研ぎ方が
多少アバウトでも美味しくご飯が炊けるのが特徴です。
逆に、水の量など
色々とアレンジを加えるとなかなかうまくいきません。
炊飯器が台頭する前は、
多くの家庭で主流だったのが土鍋。
土鍋は熱の伝わり方が炊飯器とは異なり、水加減や研ぎ方など細かいところがお米の炊き上がりとその味に影響します。
お米を自分で炊いたという意識が強く沸くのは、炊飯器よりも土鍋でしょう。
更に、土鍋は炊飯器よりも
美味しくお米が炊けると評判で、手間はかかりますがその良さが近年見直されています。
中でも伊賀焼や信楽焼が人気で、お米を炊くことにもこだわりを見せる人が増えているようです。
炊飯用として売られている土鍋は、
吹き零れを防止するための縁がついていたりと様々な工夫がされています。
うまくできなさそうで心配だから
普通の炊飯器でいいという人も多いかと思いますが、ぜひ一度試してみてください。
お米は炊き始めが肝心で、
そこから沸騰するまでの間に炊き上がりのふっくら感が決まるのだと言われています。
放っておくよりも、じっと見守っていることが大事ですね。
慣れたら、料理をしながらお米の様子を見られるようになると思います。
圧力鍋でお米を炊くのも美味しいです。
いつも使っている炊飯器以外にも、お米を炊く手段を色々変えてみるのも面白いかもしれません。
美味しいお米が出来上がる過程に携われるのが、土鍋の嬉しいところです。
炊く時間を短くしてみたり長くしてみたりで、仕上がりが硬くなったり柔らかくなったりします。
炊飯器で炊くご飯はもちろん美味しいですが、ひと手間かけるとご飯はもっと美味しくなります。
レンジでチンしたら出来上がるご飯よりも、炊飯器。
それより美味しくしたかったら土鍋です。
お米が炊けてから、蓋をしたまま蒸らすことも美味しく炊くコツです。
こうすることで、お米にしっかりと水分が浸透し、より美味しくなります。
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