ブレンド米の黄金比とは?
- お米のブレンドをしたことはありますか?
- 実はこれ、ツウの楽しみ方の一つなんです。
- ブレンドの黄金比は7対3。
前年のお米が余ってしまったら、新米と7対3の割合でブレンドすると古いお米だということが全く気にならずに美味しく食べることができるようになります。
前年のお米は古米と呼ばれますが、美味しくないわけではなく、寿司には古米のほうが向いているという職人もいるほどです。
それでも、新米が出回るとどうしても古米は置いてかれがちになってしまいます。
そんなとき助かるのがブレンド米。
なんでもかんでもブレンドすれば良いというわけではなく、前述しました黄金比に則ってブレンドするのが一番美味しいお米を作る方法です。
個性が強くてこれ一種類だけで食べるのはしんどいなと思ったら、そのお米とまた違う個性のお米を7対3でブレンドします。
すると、食べにくかった特徴がすっきり消えて一気に食べやすくなるといいます。
自分だけのブレンドを見つけ出して食べるのも、お米の楽しみの一つです。
お米のブレンドをするのは、米農家のプロやお米に詳しい人ばかりではありません。
自分のブレンド米を作ってみたいと思う人は、ぜひ挑戦してみてください。
今は、多くの既製品よりもオリジナルで世界に一つしかないものに関心が集まっている時代です。
お米にも、そういうオリジナルを求める傾向が見られます。
どうせ買うなら、どうせ食べるなら、自分なりにアレンジしたり工夫したりして楽しみたいという人が増えています。
そうすることで、出来上がりや味だけでなく、出来上がるまでの過程までも楽しむことができるからです。
これまでは知らなかった世界を知れるのも面白いところで、どんどん詳しくなればもう素人とも言えなくなります。
ブレンドの黄金比率が出ているので、それに合わせてブレンドするようにすれば失敗は少ないと言えます。
お米屋さんで色々聞いてみるのも良いでしょう。
なんでも、やってみるのが一番です。